ダイカストとは
精密に造られた金型に、溶解した非鉄金属を高速・高圧で注入し冷却することで瞬時に成形する鋳造法のことをダイカストといいます。寸法の精度が高く、強度も優れており、複雑な形でも大量に生産が可能です。そのため、自動車・二輪車、家電、OA機器、建築機器など様々な機械の部品として用いられています。なかでも、アルミダイカスト製品は、アルミ特有の軽さとその価格の安さ、再利用が容易であることから、特に注目されています。弊社でも、アルミダイカスト製品の一貫生産を承っております。ご用命の方はぜひお問い合わせください。
アルミダイカスト製品の特長
ダイカスト製品ができるまで
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ご相談・ご依頼・お見積り
弊社担当者がお客様の図面・ご要望を細部にお聞きし、材質や形状・コストダウンや工程等のご提案をさせて頂きます
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図面作成
お客様のご要望を細部に形状を検討し、製品図面を素材図面に反映します。
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金型製作
金型製作日数は約30~50日で完成します。
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アルミニウム溶解
溶解手順書に従い、JIS規格に規定されたインゴットを溶解保持炉で溶解。
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鋳造
ダイカストマシンに金型を取り付けた後、アルミ溶湯を鋳込みます。
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トリミングプレス作業
湯口・ガス抜きを落とし、製品を取り出します。抜き落とすと同時に鋳抜穴の検査やゆがみ矯正なども行います。
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ショットブラスト・バリ取り
ショットブラスト、エンドレス等で研磨・表面処理の作業をします。(この工程の前に熱処理を行う製品もございます。)
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加工
マシニング機械等を使用して加工を行います。
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表面処理
塗装・メッキ・アルマイト等で表面処理を行います。
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検査・納品
検査後、箱詰めし、納品となります。